舌足らずの詩人は

福地勇からあなたへ歌や病気など

不老不死。
太古の昔からそれは人間の夢だ。

でも僕は、
人生は苦しみの一本の綱で、
そこに喜びの結び目が
ぽつりぽつりとあるくらいに今は思っているから、
そんな苦しみが永遠に続くのかと、
考えただけでぞっとする。

八百比丘尼は不老不死の人魚の肉を食べたが、八百歳で自殺したと言う。

よくぞそこまでもったものだ。